2019.01.22 UP
プレスリーが登場!? ドイツの一風変わった信号機
2018年、ドイツフランクフルトの北部フリートベルク市の街角に一風変わった信号機が登場しました。
「この街を訪れる人の目を引くものを」と900ユーロ(約11万円)をかけて作られたその信号機に登場するのは、アメリカの伝説的なロック歌手エルビス・プレスリー。赤信号ではマイクスタンドで指をさす姿、青信号では『監獄ロック』でおなじみの躍動感あふれるポーズで、交通安全を促します。
アメリカで活躍したプレスリーがドイツの信号に登場したのは、1958年から2年にわたって、彼がこの地に陸軍兵士として駐留していたことがきっかけなのだとか。
ちなみに、こうしたキャラクターの登場する信号機は世界各地で見ることができます。例えば、うさぎのミッフィーを創作したディック・ブルーナ氏が生涯を過ごした街、オランダのユトレヒトの名物はミッフィーの信号機。
日本でも「さがみロボット産業特区」がある神奈川県には、子ども達を守るヒーローとして鉄腕アトムが描かれた信号機があります。
これから先、こうした信号機がもっと増えていくかもしれませんね。皆さんも観光地へ出かけた際は、変わった信号機を探してみては?
参考:CNN