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2018.02.26 UP

NEXCO西日本からのお知らせとお願い
〜平成29年における交通死亡事故の発生状況と対策、安全運転のお願い~

NEXCO西日本より、平成29年の交通死亡事故発生状況と交通安全対策等の取組みをお知らせするとともに、高速道路上で人や停止車両に衝突する「まさか!の事故」の撲滅に向けたお願いをさせていたただきます。
ぜひご覧いただき、ご自身の安全運転はもちろん、社内の交通安全教育等にもご活用いただければ幸いです。
なお、平成29年は死亡事故発生件数、死亡者数ともに、民営化(平成17年10月)以降過去最少となりました。

〔資料中の値は、特に記載のあるものを除き、全てNEXCO西日本調べ (平成29年1月から12月までの速報値)〕

【発生状況のポイントと安全運転のお願い】

  • 38件の死亡事故が発生し、41名の尊い命が失われております (H28:48件(▲10件)、53名(▲12名)
  • 「対人事故」が7件「対停止車両事故」が7件発生
  •  → 高速道路上で「人」や「停止車両」に衝突する "まさか!(※)の事故" が後を絶ちません。
  •  → 「漫然運転防止」と「車間距離確保」の徹底をお願いします。
  •  → また、万が一事故・故障に遭われた際は、まず「後続車に合図」のうえ、
       速やかに 「安全な場所へ避難」 していただき、110番・道路緊急ダイヤル(#9910)などで 「通報」
       をお願いします。

このほか、高速道路をご利用される際には、以下についても遵守していただくようお願いします。
ドライバーの皆様:「安全速度での走行」「全席シートベルトの着用」「こまめな・早めの休憩」
         「道路交通情報の確認」「渋滞後尾でのハザードランプ点灯」
運行管理者の皆様:「乗務時間等に係る基準の遵守」「乗務員の健康状態や労働実態の確実な把握」

※通常、高速道路の本線上に、人が立っていたり、車両が止まっていたりすることはありませんが、事故や故障等により、こういった事態が発生していることがあります。まさか!の状況にも対応できるよう、常に前方に注意しながらご走行下さいますようお願いいたします。


NEXCO西日本では、高速道路をご利用のお客さまに安心・快適な道路環境を提供するため、事故多発箇所を中心としたハード対策や交通安全キャンペーン等によるソフト対策など、各種交通安全対策に取り組んでおります。
なお、重大事故等の発生状況を鑑み、特に落下物防止にかかる啓発活動を強化しております。
また、逆走事故ゼロを早期に実現するため、ハード・ソフトの両面で逆走対策を推進しております。

【落下物防止に向けたNEXCO西日本の取組み】

NEXCO西日本では、落下物防止に向けて、以下のとおり対策を実施しております。

  • ● 交通管理隊の巡回時に落下物を発見した場合速やかに排除等の対応を行っております。
  • ● 道路管制センターにおいて、道路緊急ダイヤル(#9910)や非常電話などによるお客さまからの連絡などから、速やかに情報板等による情報提供を行うとともに、交通管理隊へ緊急出動を指令し、24時間365日体制で落下物の排除等に努めております。
  • ● 法令違反車両等取締隊(通称:車限隊)が積荷落下防止の是正指導を実施しております。
1.交通死亡事故発生状況について

① 死亡事故件数・死亡者数(H17〜29年)

平成29年の交通死亡事故発生状況は、道路公団民営化(平成17年10月)以降、交通死亡事故件数・死亡者数ともに最も低い水準となっております。

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② 死亡事故の特徴と傾向

死亡事故の発生状況を前年と比較すると、事故形態別では、全体件数は減少したものの、「まさか!(※)の事故」が依然として発生(H28:15件→H29:13件)しており、看過できない状況にあります。
また、逆走に起因する死亡事故も1件発生しております。
※「まさか!の事故」=直前の事故や故障等により高速道路上に立っている人や、停止している車両等に衝突する事故(対人事故+対停止車両事故)

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③ 平成29年に発生した死亡事故の事例

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2.事故防止にむけたNEXCO西日本の取り組み等

NEXCO西日本では、高速道路をご利用のお客さまに安心・快適な道路環境を提供するため、各種交通安全対策に取り組んでおります。

① 逆走対策

平成29年においても、逆走に起因する死亡事故が1件発生しております。(H28:3件(▲2件))
NEXCO西日本ではこうした状況を受け、逆走事故ゼロを早期に実現すべく各種対策に取り組んでおります。

■ ハード対策
現在、高速道路関係6会社では、国土交通省をはじめ関係機関と連携して、全てのIC・JCT部等での物理的・視覚的対策を進めており、NEXCO西日本においては平成29年10月をもって完了しました。
今後は引き続きICの一般道接続部及び料金所周囲の逆走対策を進めてまいります。
更に、対策のより一層の推進を図るため、民間企業等から提案のあった逆走対策技術等の実道での検証を進めてまいります。

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■ ソフト対策(逆走防止に向けた啓発・広報の強化)
NEXCO西日本では、従前より、ホームページや各種チラシ・リーフレット、キャンペーン等により逆走防止に向けた啓発・広報を行うとともに、逆走防止用啓発教材を作成し、西日本エリアの各警察関係機関へ配布及び本教材のホームページへの掲載を行っております。
また、NEXCO東日本・中日本と連携した逆走防止統一啓発として、平成29年に引き続き、平成30年においてもテレビ・新聞等のマスメディアを通じた広報を実施いたします。

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≪参考≫ お客さまへのお願い

高速道路における逆走行為は、ひとたび事故が発生すると重大事故に繋がるばかりか、何の落ち度もなく運転されている他のお客さまにも甚大な被害を与える可能性がある非常に危険な行為です。絶対におやめください。



【高速道路は一方通行です】

・逆走しないために、案内標識や路面標示などで進行方向を十分確認し走行してください。
・もし目的のICを行き過ぎてしまっても、本線上や料金所付近では絶対にUターンやバックをせず、そのまま走行し次のICで降りて料金所係員にお申し出ください。


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【逆走車を発見したら】

・逆走車を見かけたら、料金所係員への通報のほか、最寄りのSA・PAの非常電話や、同乗者の方から110番・道路緊急ダイヤル(#9910)などで通報をお願いします。通報をいただくと、逆走車の発生を情報板やハイウェイラジオで直ちにお知らせいたします。
・逆走車の情報を見たり聞いたりしたら、速度を落とし、十分な車間距離をとって通行帯の一番左側を走行してください。
・逆走車を前方に発見したら、路肩などの安全な場所に停止して衝突を避けてください。



② 交通安全啓発活動

NEXCO西日本グループでは、SA・PA、料金所及び地域の交通安全イベント等において、年間200回を超える「交通安全キャンペーン」を開催しているほか、運輸系企業、自動車学校及び地域コミュニティ等に出向き、年90回程度「出張講習会」を実施するなど、積極的に各種交通安全啓発活動に取組んでおります。
また、重大事故等発生状況をふまえ、NEXCO西日本管内統一で「緊急時の対処方法」や「落下物防止」などのテーマを定め、集中的な啓発活動を実施しております。
さらに、「愛する人・愛してくれる人を想う気持ち」を原動力に、想いやりの心の輪を広げることで、社会全体で交通事故ゼロを目指す「DRIVE&LOVEプロジェクト」を推進しており、新たなキャッチフレーズ「笑顔の運転~笑顔をつくる運転はやさしさが生み出す~」を合言葉に、認知拡大に向けたPR活動のほか、賛同企業・団体の皆さまとの交流会を開催するなど、活動に取組んでおります。
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3.安全運転のお願い

① 漫然運転やわき見運転をせず、十分な車間距離をとりましょう!

高速道路における死亡事故の大半が、漫然運転やわき見運転によるものと考えられています。「考えごとやぼんやりしていた」「外の景色や車内の落下物に気をとられていた」などにより、前方への注意が欠けると大変危険であり、時速100kmの速度では、車は1秒間に約28mも進むため、一瞬の気の緩みで重大な事故につながる恐れがあります。
ぜひ、前掲したDRIVE&LOVEプロジェクトの「笑顔の運転」を実践していただき、前方や周辺の状況に注意しながら、十分な車間距離をとって運転に集中して下さい。特に深夜・早朝の時間帯や雨天時には、速度を控えるなど安全運転をお願いします。

② 落下物を発生させないために

積荷等の落下により他のお客様に対し損害を与えた場合、落とし主が責任を問われます。積荷にはシートをかけ、ロープで固定するなどして確実に落下防止措置を施してください。
出発前、高速道路走行前には必ず積荷の点検をお願いします。
また、休憩等により途中のSA・PAに立ち寄られた際にも、忘れずに積荷の再点検を行ってください。

③ 高速道路上で緊急停止した場合の対処法

高速道路は、時速100㎞近い車が行き交っている空間です。一般道と同じ感覚で行動すると、思わぬ事故に巻き込まれる可能性があります。交通事故・車両故障などの緊急事態が発生した場合の対処法に関し、今一度、以下の注意事項についてご確認ください。

  • ・後続車に合図
  • 後続車の運転手があなたの車に気づいているとは限りません。
    ハザードランプ・発炎筒・停止表示器材等で後続車に対する注意喚起を行ってください。また、万が一の場合に備えて、発炎筒・停止表示器材は必ず車載しておきましょう。
  • ・歩き回らない
  • 事故・故障車付近の本線車道や路側帯を歩き回ると大変危険です。
    高速道路は一般道とは違います!同じ感覚での行動は絶対におやめください。
  • ・安全な場所に避難
  • 車内や車の前後での待機は大変危険です。運転手も同乗者も全員、進行方向に 向かって後方のガードレールの外側など、避難できる場所かどうか十分に確認のうえ、すみやかに安全な場所へ避難してください。
  • ・通報
  • 110番、道路緊急ダイヤル(#9910)、非常電話などで事故や故障状況を通報してください。

万が一、事故・故障に遭われた際は、後続車に合図のうえ、車内や車のまわりに残らず、速やかに安全な場所へ避難していただき、110番・道路緊急ダイヤル(#9910)などで通報をお願いします。

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