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第10話 「高速道路に入れば高速道路に従え」

登場人物

  • 走太くん

    せっかちな通勤ドライバー。ハンドリングが荒いけど、自分の運転技術に自信のあるおにいさん。

  • 道子ちゃん

    おだやかで心配性な週末ドライバー。慎重すぎるため車線変更ができないおねえさん。

  • 歩くん

    お調子者のペーパードライバー。日々ネットから情報を取り入れる、とにかくモテたいおにいさん。

  • ドラブ―

    道路と、そこを走るクルマやヒトが大好きな道路の妖精。3人を見守りつつ、ツッコミを入れつつ、まとめていく。

あらすじ

楽しかった広島旅行から帰宅する3人。眠ってしまった走太くんの代わりに運転を任された道子ちゃんは、慎重すぎる運転で大苦戦。歩くんのフォローもあってなんとかパーキングエリアに辿り着き、目が覚めた走太くんと運転を代わるのであった。


  • 走太くんが起きてくれて本当によかった。
    運転代わってくれてありがとう。

  • 俺も目が覚めてよかったよ。というか、生きていてよかった。

  • そこは“こちらこそありがとう”でしょ、走太!
    言っとくけど道子ちゃんの運転、すごく慎重で安全だったんだぞ!
    慎重過ぎて後続車にクラクション鳴らされまくったけど!

  • それはむしろダメだろ。

  • ふだん高速道路を使う機会がなかなか無いから、
    加速車線でアクセルを踏むのが怖かったわ。

  • かならずしも“加速=危険”ではないからね。
    その道路に相応しくないスピードで走ることが危険なのであって。

  • 歩の言うとおりだな。他の車が時速80キロで走っているところへ
    時速40キロで合流したら、その方が危険だ。

  • “その道路に相応しいスピードで走る”……、憶えておくわ。

  • まあ、それにしても、無事でよかったよ。

  • (走太……、なんだかんだ言いながら僕たちのこと心配して……)

  • 俺の新車、こすってないよな?

  • そうだよね。君は。知ってた。

  • こすってないわよ!失礼ね!

  • はは、冗談だよ。よし、じゃあここからは
    俺のスーパードライビングテクニックを見せちゃいますか!

  • お前ってやつは本当に……。


一般道路では安全な速度が、高速道路ではたちまち危険になることがあるブー。慎重派さんにとって、加速車線は怖いものかもしれないけれど、怖いからこそ、勇気をもって適切なスピードで走ることを心掛けて欲しいブー!本線を走っている車の動きを落ち着いて確認すれば大丈夫だからねっ!それにしても走太くんってば、お礼の言葉はきちんと相手に伝えないとダメだブー……。