特集02 達人に学ぶスマートなバーベキュー

秋になると日没が日に日に早まり、「急に暗くなった」と感じることが多くなります。
それに伴い道路の危険も増すようですが、せっかくの行楽シーズン、事故なく安全に家に帰りたいですよね。
というわけで、ここでは夕暮れ時の運転について考えてみましょう。

夕暮れ時に多発する重大事故

夕暮れ時に多発する重大事故

まず、上のグラフを見てください。これは平成25年の1年間の交通事故件数を、発生した時間帯別に表したものです。青線の全交通事故では、朝の8時〜10時と、夕方の16時〜18時にピークがあります。これは、通勤・通学と帰宅のラッシュによるものだと思われます。しかし、死亡事故に限ってみると、16時〜20時にだけピークがありますね。このグラフからも、1日のうちでもっとも事故、それも重大な事故が発生しやすいのは夕暮れ時であることが分かります。

では、なぜこの時間帯に重大な事故が多く起こるのでしょうか。その原因や、事故を防ぐ運転方法について、甲子園自動車教習所で指導員を務める岩切健司さんにお聞きしました。

「運転に慣れている人も油断は禁物です」と語る
指導員の岩切健司さん

夕暮れ時は交通事故の多い時間帯ですが、特に人と車がぶつかって死にいたる重大事故が多いのが特徴です。
その理由はいくつかあります。

理由1 路上の視認性が落ちる

夕暮れ時というのは上空が明るく、地面近くは暗い、という状態になります。人の目はどうしても明るい部分を主に見てしまうので、路上付近が非常に見にくくなってしまいます。その結果、歩行者の横断などに気付くのが遅くなってしまうのです。

路上の視認性が落ちる

理由2 歩行者が車に気付かない

歩行者もまた、車が見にくくなり、距離感を誤って無理な横断が多くなります。実はこの時間帯の事故で多いのが、車の右側から横断してきた歩行者(特に高齢者が多い)との事故。歩行者から見れば、向こう側の車線を走る車なので、実際よりも遠く感じてしまい、無理な横断へとつながるのです。

歩行者が車に気付かない

理由3 交通量の多さと疲れ

単純にこの時間帯は帰宅ラッシュで車も歩行者も多い、というのも原因のひとつ。さらに夕方は朝と違って1日の疲れがたまり、集中力も低下しています。

交通量の多さと疲れ

では、これらの危険に対し、具体的に気を付けていただきたい点をお教えします。

こんなことに気を付けよう!

早めのヘッドライト点灯

これは皆さんもよく聞かれることだと思いますが、実践できている方は少ないですね。少しでも「薄暗いな」と感じたら、迷わず点灯しましょう。その際、車幅灯(スモールライト)ではなく、前照灯を点灯する癖をつけてください。車幅灯では歩行者から気づかれにくい上、スモールであることを忘れて、夜までそのまま走ってしまうケースもあります。
また、最近は自動で点灯する車が増えていますが、自動点灯だと少し遅いという気もします。やはり意識して自分で点灯することをおすすめします。

早めのヘッドライト点灯

昼間よりも速度を落とす

路上が見にくくなっているため、どんなに注意していても歩行者の発見は昼間よりも遅れてしまいます。従って、人や自転車が出てきそうな交差点や横断歩道などの手前では、意識してスピードを落とすようにしてください。

豆知識スピードの感覚は人それぞれ

人のスピード感覚は、どのくらい正確だと思いますか?実はベテランのドライバーでもかなりの誤差があり、「思っていたよりもスピードが出ていた」ということがよくあります。運転の経験が長い方も、自分の感覚を過信せず、制限速度を守ってください。

右側にも注意を

車は左側を走るため、ドライバーはどうしても左側の歩行者や自転車へ意識が集中してしまいます。また、ヘッドライトも少し左寄りを照らすようにできているため、ドライバーは自分の右側への注意が意外と低くなってしまうのです。しかし、先述のとおり、多いのは車の右側から横断してくる歩行者との事故。右側も左側もまんべんなく注意を払うよう、視界を広く持つように心がけましょう。

右側にも注意を

豆知識歩行者も目立つ工夫を

夕暮れ時は、歩行者や自転車に乗る方も、ドライバーから発見されやすい工夫をすることが大切です。少し目立つ色の服を着る、というだけでも有効です。また、最近は衣類に付ける反射材もたくさん販売されていますので、それらを利用するのも良いでしょう。

その他、西向きに走るときは夕日が目に入らないよう、サンバイザーを使う、というちょっとした心がけも有効です。これから日没がどんどん早くなる季節。皆さんで意識を高め、少しでも交通事故を減らしていきましょう。

協力:甲子園自動車教習所

西宮市高須町1-3-1
TEL:0798-47-4881
http://www.koshien-ds.co.jp/

甲子園自動車教習所

ドラブっくChaya第15号

特集03 秋の日はつるべ落とし 夕暮れ時の運転にご注意

秋になると日没が日に日に早まり、「急に暗くなった」と感じることが多くなります。それに伴い道路の危険も増すようですが、せっかくの行楽シーズン、事故なく安全に家に帰りたいですよね。というわけで、ここでは夕暮れ時の運転について考えてみましょう。

夕暮れ時に多発する重大事故

(公財)交通事故総合分析センター「交通統計 平成25年版」に基づいて作成

まず、上のグラフを見てください。これは平成25年の1年間の交通事故件数を、発生した時間帯別に表したものです。青線の全交通事故では、朝の8時〜10時と、夕方の16時〜18時にピークがあります。これは、通勤・通学と帰宅のラッシュによるものだと思われます。しかし、死亡事故に限ってみると、16時〜20時にだけピークがありますね。このグラフからも、1日のうちでもっとも事故、それも重大な事故が発生しやすいのは夕暮れ時であることが分かります。

では、なぜこの時間帯に重大な事故が多く起こるのでしょうか。その原因や、事故を防ぐ運転方法について、甲子園自動車教習所で指導員を務める岩切健司さんにお聞きしました。

夕暮れ時は交通事故の多い時間帯ですが、特に人と車がぶつかって死にいたる重大事故が多いのが特徴です。その理由はいくつかあります。

路上の視認性が落ちる

理由1 路上の視認性が落ちる

夕暮れ時というのは上空が明るく、地面近くは暗い、という状態になります。人の目はどうしても明るい部分を主に見てしまうので、路上付近が非常に見にくくなってしまいます。その結果、歩行者の横断などに気付くのが遅くなってしまうのです。
歩行者が車に気付かない

理由2 歩行者が車に気付かない

歩行者もまた、車が見にくくなり、距離感を誤って無理な横断が多くなります。実はこの時間帯の事故で多いのが、車の右側から横断してきた歩行者(特に高齢者が多い)との事故。歩行者から見れば、向こう側の車線を走る車なので、実際よりも遠く感じてしまい、無理な横断へとつながるのです。
交通量の多さと疲れ

理由3 交通量の多さと疲れ

単純にこの時間帯は帰宅ラッシュで車も歩行者も多い、というのも原因のひとつ。さらに夕方は朝と違って1日の疲れがたまり、集中力も低下しています。

では、これらの危険に対し、具体的に気を付けていただきたい点をお教えします。

こんなことに気を付けよう!

早めのヘッドライト点灯

早めのヘッドライト点灯

これは皆さんもよく聞かれることだと思いますが、実践できている方は少ないですね。少しでも「薄暗いな」と感じたら、迷わず点灯しましょう。その際、車幅灯(スモールライト)ではなく、前照灯を点灯する癖をつけてください。車幅灯では歩行者から気づかれにくい上、スモールであることを忘れて、夜までそのまま走ってしまうケースもあります。
また、最近は自動で点灯する車が増えていますが、自動点灯だと少し遅いという気もします。やはり意識して自分で点灯することをおすすめします。

昼間よりも速度を落とす

路上が見にくくなっているため、どんなに注意していても歩行者の発見は昼間よりも遅れてしまいます。従って、人や自転車が出てきそうな交差点や横断歩道などの手前では、意識してスピードを落とすようにしてください。
豆知識スピードの感覚は人それぞれ

人のスピード感覚は、どのくらい正確だと思いますか?実はベテランのドライバーでもかなりの誤差があり、「思っていたよりもスピードが出ていた」ということがよくあります。運転の経験が長い方も、自分の感覚を過信せず、制限速度を守ってください。

昼間よりも速度を落とす

右側にも注意を

車は左側を走るため、ドライバーはどうしても左側の歩行者や自転車へ意識が集中してしまいます。また、ヘッドライトも少し左寄りを照らすようにできているため、ドライバーは自分の右側への注意が意外と低くなってしまうのです。しかし、先述のとおり、多いのは車の右側から横断してくる歩行者との事故。右側も左側もまんべんなく注意を払うよう、視界を広く持つように心がけましょう。
豆知識歩行者も目立つ工夫を

夕暮れ時は、歩行者や自転車に乗る方も、ドライバーから発見されやすい工夫をすることが大切です。少し目立つ色の服を着る、というだけでも有効です。また、最近は衣類に付ける反射材もたくさん販売されていますので、それらを利用するのも良いでしょう。

その他、西向きに走るときは夕日が目に入らないよう、サンバイザーを使う、というちょっとした心がけも有効です。これから日没がどんどん早くなる季節。皆さんで意識を高め、少しでも交通事故を減らしていきましょう。

協力 : 甲子園自動車教習所 甲子園自動車教習所

西宮市高須町1-3-1
TEL:0798-47-4881
http://www.koshien-ds.co.jp/