旅の途中にちょっと一息つける峠の茶屋のようなWEBマガジン

DRIVE & LOVE Facebookページ

DRIVE & LOVE 公式WEBサイト

ドラブっくchaya

第11号 運転上手と言わせたい

  • 第11号(2013年8月発行)
  • 運転上手と言わせたい
  • 運転「上手い人」と「そうでない人」の分かれ道チェック!
  • 運転が上手いということ
  • ペーパードライバーからの<br />脱出、なるか?
  • いろんな乗り物の「運転」を取材して
  • 女子会大放談「しょっぱいドライバー撲滅宣言」
  • 潜入!高速道路のヒミツ
  • 遊牧運転もラクじゃない
  • プロジェクトメンバーレポート
  • Chayaだより
  • Chaya川柳 Chaya川柳募集中!今回のお題は「夏バテ」
  • BACK NUMBER 過去のChayaはこちら
  • 次回は9月20日更新 Chaya川柳優秀作品を発表お楽しみに!
  • 編集趣意

ママドライバー緊急ルポ! ペーパードライバーからの脱出、なるか? 取材協力/甲子園自動車教習所 取材・文/中島美加(ライター)
撮影/本郷淳三(カメラマン)

鳴尾浜からの海風も気持ちがいい甲子園自動車教習所

 たくさんのドライバーも読むウェブマガジンで恥ずかしい話だが、私、学生時代に免許をとったものの、ドライブしてない歴20年以上。キラキラ輝くゴールド免許はレンタルショップなどで身分証明書として役立つ代物、という有様。なにせ住んでいる兵庫県西宮市はどこへ行くにも自転車が手軽で、車に乗らなくても生きてこれたのだ。ところが…双子を出産し、少し状況が変わってきた。前後に子供を乗せて走り回るのも最初の頃は幼い子供も喜ぶし、産後の運動! と割り切っていたけれど、お値打ちのトイレットペーパーやお米を見つけても、泣く泣くパス。しかも子供の体重が合計36キロを超えてハンドルさばきが難しくなり…自転車ごと横転し、子供は無傷だったが、自分の膝を4針縫う大失態をおかしてしまった。車だったら、どんなに安心快適だろう…。アラフォー最後の夏ということもあり、今乗らなくて、いつ乗るの? 「今でしょ」ってな勢いで、ペーパードライバー講習の門扉を叩いてみることに。

 調べてみると、公道で教習車による講習やマイカーによる出張講師システムなど、学校によって多彩なプログラムが用意されていた。世には大勢のペーパードライバー仲間がいるのだなぁ、とちょっぴり嬉しくなる。個人の技術や不安の度合いに応じて選べばいいのだが、今回は久々にハンドルを握るので、他人に迷惑をかけぬよう教習所内でみっちり基礎を教わることにした。
 そこで訪れたのは『甲子園自動車教習所』。二十歳の私が卒業した母校である。子供たちが幼稚園に行っている午前中に、2時間しっかり講習を希望。この日のために度数をあわせて新調した眼鏡を持参(ドライバーは両目で視力0.7以上必要)し、ひとりだと心細いのでペーパードライバーのママ友、美和さんを誘う。とはいえ彼女はママ友最年少という若さ! 免許をとったのは4年前でペーパー歴は長くない。でも、以前住んでいた環境が道幅が狭く、車庫から出すのすら億劫で…その後2人目のお子さんを出産したこともあり、乗る機会を失ってしまったとか。ペーパー歴に長短はあるものの、ふたりともドキドキ。「アクセルは右、よね」なんて情けない会話も冗談抜きだ。

まずは運転前に車の点検から

「随時」プレートの車がやってきた!

 私たちの前に現れたのは、優しい笑顔の赤井啓二指導員と「随時」というプレートを掲げた車。通常の教習以外はこの「随時」というプレートが付くそう。講習内容は希望に応じて苦手なところを重点的に教えてくれるそうだ。私たちは「ボンネットを点検するところから」とお願いすると、赤井指導員は微笑みながら「実際に乗る前に自分で毎回きっちり点検しているドライバー、いませんよね。本来は自分で点検できるのが好ましいのですが、今の時代、ガソリンスタンドなどでチェックしてもらうのが賢明かも」と言いつつ、「よい心がけです」と褒めてくださった。

給油レバーと間違えないようレバーを引く

 まず給油レバーと間違えないようにボンネットのレバーを引くと、ボンッと懐かしい手応え。実際に少しでも知っていたら安心な、ラジエーターの水の補充と空気圧に関しては、メモることにした。ふむふむ、高速道路では、空気圧は普段より高めが理想だとか。ガソリンスタンドで「今から高速に乗るので」と、バランスを見てもらうとベターだそう。

オイルのゲージチェック、教習所時代の記憶がよみがえる

 教習生時代には、よくわからずポーズだけ真似ていた、オイルのゲージのチェックも、久しぶりにやらせてもらった。実際は白い布の上に置いて確認しないと、目視では難しいもの。これもガソリンスタンドのお兄さん任せでいいですよ、と指導員。で、「かなり汚れてますが、どうします?」と聞かれても、慌てることなく、お財布と相談したらいいのだとか(笑)。

スペアタイヤのチェック

 スペアタイヤに関しても「ジャッキアップしてタイヤ交換まで教えた時代もあるけれど、今はしません。みなさん、パンクしたら保険会社やJAFを呼ぶでしょ? しかも少しでもスペースを広くとりたいから、スペアタイヤを乗せていない車もある時代なんですよ」とのことだ。指導員とのこういう会話が、教習生時代のピリピリした雰囲気とは全然ちがい、気持ちが軽くなる。当時だと、指導員が皆、年上で威圧感があったのが、今や、同い年や年下、というのも、リラックスムードになれる要素なのかも(笑)。
 当たり前だが、マイカーの給油口がどっちにあるかは、乗る前に必ず頭に入れておくこと。実は私、学生時代、あのつなぎ姿に憧れてガソリンスタンドでバイトをした経験もあり、給油や空気圧を計るのは、結構得意なのだ。最近、セルフのスタンドも多いので、そういう場では本領発揮できそうだなぁ・・・と思いつつ、さぁ、いよいよ肝心のドライブ講習のスタート。

BackNumber